1979
EXPRESS / 東芝EMI
POP / CITY POP
経年のため、ジャケット、インサートにスレ痕、日焼け、シミ、シワなど有りますが全体としては美品と思われます。
盤も良好◎。
ユーミンのオリジナルアルバム8枚目。
松任谷正隆氏とのコンビも安定期に入り、メロウにグルーヴィーにフォーキーにユーミンの声とメロディにベストなアレンジはさすが!
80年代に入ってからは時代の要求に素直に、より”DANCE"でポップなシンセサイザー・サウンドへ変化していくためか、この時期のユーミン作品を地味な印象で捉えられたりもするが、荒井由実時代の天才少女SSWから、作詞家ユーミンの客観的眼差しから出てくる言葉選びの感性とメロディ・メイカーとしての天賦の才、そして類稀なそのヴォイスの一体感が非常に上質なポップスを構築しており、やはり傑作と呼ぶに相応しい一枚。
”ユートピアの中の絶望感”若い世代のファンはユーミンの世界をこう呼ぶらしいが、なかなか、言い得て妙、なのかも。
SIDE-A
1 ジャコビニ彗星の日
2 影になって
3 緑の町に舞い降りて
4 丘の上の光
SIDE-B
1 悲しいほどお天気
2 気ままな朝帰り
3 水平線にグレナディン
4 78
5 さまよいの果て波は寄せる